2011 年はるりま頑張った

るりまをさわり初めてから 3 年になるけど今年は頑張った。大小を問わずで 10 個ほど対応したようだ。あまり知らないところから始めるので 1 つ 1 つに時間がかかってしまうが、まぁ仕方ない。

以下が印象に残っている。

test/unit

1.9 まわりに対応した。test-unit 2 へのリンクを貼ったりなどした。

minitest/unit は重複したテストをうっかり定義してもわからないけど、test-unit 2 はわかるからいいですよね。テストメソッドをうっかり上書きしてしまうと悲しい。Rails 使う分には ActiveSupport がうまくやってくれるからいいんだけどなぁ。

ripper

自分の実力では最低限しか書けなかった。orz

発生するイベントの詳細などもっと書けたらいいんだけどなぁ。次の人へのバトンだと思って頑張った。何もないよりはいいだろうと思う。

これは誰かに引き取ってもらえたらいいな。

iconv

これはゴールを決めただけ。GNU libiconv まわりの話を付け足した。

cmath

重要なバグが修正されたので、使うなら 1.9.3 からがオススメ。

rdoc

割とバージョンごとにドラスティックに変わってて驚いた。irb とかが変化についていけずにバグってたりなんかして。(ドキュメントよりもそっちが印象的)

yaml

バックエンドの選択や対応している YAML のバージョン、タグの指定や注意点を追記した。

Ruby のタグの扱い方って、他の言語に比べて独特な事がわかった。ドキュメントでも書かないとこれはわからなかっただろう。


もう 2、3 対応したかったけど、今年も忙しかったので、そこまではできなかったorz。

るりま全体では 2011 年は合計で約 30 個のライブラリが完了しており、人数が少ない割に進んだ年だったなぁという印象。数人でよくやったなぁ。そんな人手不足状態なので、もう少し修正する人が多ければなと思ったりするのでした。

最近は Ruby 本体に沢山 rdoc が追加されたり、テストが追加されたりするため、以前よりずっと対応しやすい(ないときは rubyspec まで覗いてもテストがないけど)。

敷居が高いというのも時々聞く話だったりするけど、間違ってたら直せばいいので何もないよりはコミットしてしまって誰かが気付いてあげればいいと思って対応するのが気が楽です。そもそも今だって古い記述はいっぱい残ってる訳だし。

来年も引き続き対応しようと思うけど、自分の方はせいぜい 5 個くらいしか対応できない気がしている。まずは irb をもう少し良くしたい。

あと、自分が追記した点を英語の方のドキュメントに還元できていないものについては来年のところで対応したい。(できたらいいな)